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【第5回】Search Ads360 活用講座~データドリブンアトリビューションモデルの設定方法と成果改善事例~

前編では、評価モデルとしてのデータドリブンアトリビューションモデル(DDAモデル)やSearch Ads 360でのDDAモデルの活用メリットについて紹介しました。

後編では、Search Ads 360におけるDDAモデルの設定方法を管理画面も参照しつつ説明していきます。また、実際にDDAモデルを活用して成果改善につながった事例も紹介しますので、Search Ads 360の活用に興味がある方、すでにSearch Ads 360を活用中でラストタッチモデルでの評価をしているが成果伸長にお困りという方はぜひ参考にしてみてください。

Search Ads 360におけるDDAモデルの実装方法

Search Ads 360でDDAモデルを設定するにあたり、まずデータ要件の確認をおこなってから実際に管理画面で設定することを推奨します。ここからは、実際に設定する際におこなう手順に沿って説明します。

データ要件の確認

DDAモデルを設定するにあたり、過去30日以内に15,000回のクリックと600回のFloodlight コンバージョンが必要です。クリックの発生元は、Search Ads 360に追加した検索エンジン、ソーシャルエンジン、エンジントラッキングアカウントのいずれでも問題ありません。連続する30日間にクリック数とコンバージョン数が基準を満たすことで、Search Ads 360はモデルの作成準備を開始します。この時、DDAモデル作成にあたり、最初の学習期間として約24時間必要になります。

DDAモデルが作成されると、過去60日間のコンバージョンデータ(利用可能な場合)と今後のすべてのコンバージョンデータにDDAモデルが適用されます。

アトリビューション モデルの作成

データ要件が確認できたら、次はDDAモデルの作成や設定をおこないます。
DDAモデルの作成はカスタム コンバージョン作成の1日前に作成する必要がありますので、ご注意ください。

① Search Ads 360の管理画面の左側にある『アトリビューション』を選択します。

(図1:DDAモデル作成手順 アトリビューション選択)

② 『新規▼』をクリックし、『データドリブン モデル』を選択します。

アトリビューション モデルを初めて作成する場合、データドリブン モデルが選択できない場合があります。その際は、定義済みモデルをひとつ作成してからお試しください。

(図2:DDAモデル作成画面 データドリブン モデル選択)

③ DDAモデルの名前を入力後、使用するFloodlight アクティビティを選択します。

(図3:DDAモデル作成画面 Floodlight アクティビティの選択)

④ チャネル グループの作成方法を選択します。

チャネル グループとは、DDAモデルでトラッキングするインタラクションのタイプを指定するものです。このチャネル グループには、キーワード、商品グループ、ダイナミックターゲットから発生した有料検索広告のクリックなどが含まれます。このチャネル グループを自動的に作成するか、カスタムで作成するかで手順が異なります。

『チャネル グループを自動的に作成する』の場合

カスタムでモデルを作成する前にDDAモデルの仕組みを把握したい場合や、キーワードの追加や変更が頻繁にあるため、新しいキーワードにラベルを適用する工数を削減したい場合におすすめです。ラベルとは、複数のキャンペーンや広告グループ、キーワードなどに適用できるテキスト文字列です。

ラベルを使用すると、同じラベルが適用された項目のレポーティングや一括編集をおこなうことができます。『チャネル グループを自動的に作成する』を選択後、モデルの準備が整った際に通知を受け取るメールアドレスを入力したのちに、『保存』をクリックすることで可能です。

(図4:自動チャネル グループ選択画面)

『ラベルを使用してカスタム グループを作成』の場合

特定の種類のインタラクションをモデルにしたい場合は、カスタム チャネル グループを定義します。これにより、それぞれのカスタム チャネル グループがどのように相互作用してユーザー行動を促進しているのかを把握しやすくなります。カスタム チャネル グループは最大で15件まで設定できますが、経路上にある関連性の低いチャネル グループにもクレジットが割り当てられてしまう可能性があるため、5件以内で設定することを推奨します。

また、カスタム チャネル グループを使用してDDAモデルを作成する場合には、少なくとも12時間前にラベルを適用しておく必要がありますのでご注意ください。設定については、『ラベルを使用してカスタム グループを作成』を選択後、使用するラベルを選択します。その後、モデルの準備が整った際に通知を受け取るメールアドレスを入力して『保存』をクリックすることで可能です。

(図5:カスタム チャネル グループ選択画面)

カスタム コンバージョンの作成

作成したモデルを入札戦略のソースとして設定するためには、カスタム コンバージョンの作成が必要になります。カスタム コンバージョンの作成は以下の手順でおこないます。

① 管理画面から『表示項目』を選択します。

(図6:カスタム コンバージョン作成手順①)

② 『カスタム コンバージョン』から『Floodlight』を選択して、『+新しい列』をクリックします。

(図7:カスタム コンバージョン作成手順②)

③ 作成するカスタム コンバージョンの名前、使用するFloodlight アクティビティ、指標を選択します。

アトリビューション モデルで事前に作成したDDAモデルを選択して、『保存』をクリックすることでカスタム コンバージョンの作成は完了です。

(図8:カスタム コンバージョン作成手順③)

カスタム コンバージョンの入札戦略への適用

作成したカスタム コンバージョンを入札戦略のソースとして使用する場合は、以下の手順で設定が必要です。

※入札戦略の設定については説明を割愛します。

① 『入札戦略』メニューから、該当の入札戦略にチェックを入れて『詳細の編集』をクリックします。新規で入札戦略を作成する場合は、『+入札戦略』をクリックしてください。

(図9:カスタム コンバージョンの入札戦略適用手順①)

② 入札戦略の設定画面でコンバージョンの発生元を選択する箇所があるので、先ほど作成したカスタム コンバージョンを選択して、『入札戦略を保存』をクリックします。アトリビューション モデルの部分には、作成したモデル名が表示されます。

(図10:カスタム コンバージョンの入札戦略適用手順②)

管理画面への数値反映

Search Ads 360の管理画面でDDAモデルを適用した数値を確認したい場合、『表示項目』から『Floodlight』を選択して、作成したカスタム コンバージョンを右にドラッグアンドドロップします。そして、『適用』をクリックすることで、管理画面に反映されます。

DDAモデル以外のアトリビューション モデルも同様に作成することで、モデルごとの数値の違いを比較することができます。

(図11:カスタム コンバージョンのレポート表示手順)

DDAモデルによる成果改善事例

ここまで、DDAモデルの設定方法について説明しました。続いて、Search Ads 360のDDAモデル活用によって成果が改善した生活インフラ業界の事例を紹介します。

(図12:インフラ業界 Search Ads 360導入事例)

こちらの広告主は繁忙期における高い目標達成を目指す中で、Google 広告またはYahoo!広告単体でリスティング運用における施策をやりつくしており、打ち手がないという課題を抱えていました。そこでGoogle 広告・Yahoo!広告それぞれで蓄積したデータをもう一方のエンジンの最適化に活用することで全体の成果改善を狙い、Search Ads 360の導入に至りました。

Google 広告・Yahoo!広告の相互のデータを活用したクロスエンジンキャンペーンマネジメントとDDAモデルを適用したところ、狙い通りGoogle 広告の成果がYahoo!広告のデータを活用して更に伸長しました。結果として、コンバージョン率(CVR)が28%増加、コンバージョン数(CVs)も1.3倍と、リスティング広告全体の成果改善に大きく寄与しました。

まとめ

今回は、DDAモデルの設定方法とDDAモデルを活用した事例を紹介しました。前編と合わせてご覧いただくことで、DDAモデルとは何か?という概要から実際の設定方法までご理解いただけるかと思います。Search Ads 360の活用やSearch Ads 360のDDAモデルについてご興味ある方は、ぜひ当社までお問合せださい。

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